時代小説を読んでいると、芸者さんが湯屋に行って「ぬか袋で身体を磨き上げ・・・」みたいな表現よくが出てくる。
ぬか袋で身体洗ってみたい、と常々思っていたのだけど、なにせぬかなんてめったに見ないし。
が、たまたま
ネットで注文したお米に無料でぬかが付いてきた。
さっそく木綿の布(無印良品で12枚500円のふきん)で包む。
わざわざ袋を縫うのは面倒なので、輪ゴムで止めて、てるてる坊主仕様に。
これをお湯に浸してゆるゆる全身を洗うと、なかなかいい感じ。
ついでにもう一個ぬか袋を作って湯船にも投入すると、乳白色の温泉ぽいお湯になり、おもちのような心安らぐ香りが漂う。
いつもは湯上がり15秒以内に顔と身体にローションを塗らないとヒリついてくる乾燥肌の私だが、ぬか袋を使った日はしっとり。
まあでも、普段40度超えのお湯でスポンジにボディソープ泡だててしっかり洗ってれば乾燥するよなあ、と思った。毎日汗や泥で汚れるわけじゃなし、そんなに石鹸でごしごし洗わなくてもいいんじゃないか、って。
ボディソープの爽快感、米ぬかのゆるゆる感、日によって使い分ければちょうどいいかも。